リーダーアルバムのためのクラウドファンディングが泣いても笑っても6月いっぱいですが、
https://twinmusic.co.jp/ja/detail-project.php?p_no=70&test_view=1&mid=M00076
先日写真を載せましたが、休業中に楽器を作っておりました。
ご存知の通り、4月からは全てのライブがキャンセルになってしまい、逆を言えば普段は時間が無くてできなかった事を実行する機会に恵まれました。
4年前に千葉県から長野県に移住、真っ先にやりたかったのは自作楽器。始めは木工で「スリットドラム」を作ろうとしましたが、いかんせん木工は素人、打面の切り込み半ばで断念しました。
その後、自作楽器に取り掛かる事はなく、なぜか製麺技術をマスターしました(笑)。
先日、コロナウイルス流行を受け、3月から長野県ももれなく学校休校になりました。それを受けて茅野市の陶芸家・高橋由美子さんが作業場に子供達に招き、陶芸や茶会、パステル画や料理、音楽など様々な体験ができる「木のこや・まなびば」を立ち上げました。
まあしかし八ヶ岳にはいろんなエキスパートがいるものです。
高橋由美子さんの陶芸作品・展示情報はウェブサイトへ。
https://alices77.wixsite.com/takahashi
橋本は「まなびば」初日から夫婦でお邪魔したんですが、たまたま車に楽器を全て積んでいたので各種パーカッションをそこに持ち込んで子供達に遊んでもらいました。
その日から、まなびばには「音楽」の時間が生まれ、自分も行ける時には全てのパーカッションを持ち込み子供達とセッションしました。
ある時、自分はツアーに出るので参加できないけども楽器だけなら預けられるタイミングがあり、現場に楽器を預けた事がありました。その時に由美子さんがイボドラム(壺)をえらく気に入ったようで「由美子さん陶芸家だから自分で作ればいいじゃん!」と提案しておきながら、「なんなら自分も作りたい!!」と強く思ってしまいました。
そんなわけで志願して、早速4月末にプロの指導のもとで壺作りがスタート。
原料を「菊練り」してヒモ状にし、先に作った土台に積み上げます。
菊練りってうどんかそば打ちで見た事あるんだけど中華麺ではやった事ないですね。
ろくろを回しながら木の棒を近づけて正確に円状にします。
壺の口を切る時も回しながら深く切り込みを入れます。
だんだん壺の形になってきて感動です。
楽器用にサイドに穴を空け、ひとまず形ができました。
ここで自分から提案、口を6割くらい塞ぐと低音がよく響くような気がして、塞ぐパーツを後からくっつけました。
しかし、後に乾燥したら パーツと本体の間に亀裂が。あとは焼いてみてどうなるかです。もしここが割れちゃったら別の素材で塞ぎます。
最後に釉薬に浸して、あとは焼くだけ!←イマココ
浸す時に手の後がガイコツみたいに残りましたが「これ模様にしちゃおうよ!」と由美子さん。かなりアバンギャルドな感じですが、これでこそ「侘び寂び」です。最高!
いやしかし、これ全工程これであってんのかな?教えてもらうままにやったので、書き漏らしていないか自信ありません(笑)。焼き上がりは6月中には、な感じです。
で、この壺をTrio Zeroレコーディングで大フィーチャーしますよ!自作曲なのでどうにでもできます。もしかしたらかなりの弱音楽器かもしれませんが、大フィーチャーします。
これがどういう事かというと「ラーメン屋が小麦を育てるところからやった自家製麺」だと思っていただければ。
凄く伝わると思うんですが、自分だけ?
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