アフロはいわきのカプセルホテルで無銭宿泊をしようとして強制労働のため、今回は橋本学直筆です。
橋ワタシsessionもvol.9まで来ました。今回は初の試みである自分以外全員管楽器。音域の知識も全く無いまま強引にアレンジを進め、さらにはとにかくドラムが楽しい曲をセレクトしてしまうという傍若無人な専制君主リーダーセッションを決行しました。ご来場して暖く見守って下さったお客様には大変感謝申し上げます。
なかなか、圧巻の絵づらでございます。
1.Led Boots
2.Red Barron
3.森田・太田デュオ
4.テグメンタ
5.関島・橋本デュオ
6.Superstition
7.Bamboo Grasses@鎌倉華蔵院
8.からまわり
アンコール・荒地(ドラムソロ)
第一の感想は、皆さんアンサンブル力が異常に高い。タイミングとアーティキュレーションと音量バランスが最初から整っておりました。打楽器も常にブレスを意識しないとだめですね。
そして、特に関島さんのテューバ(公式サイトの表記に合わせました)の効果が大きかったですが、全員管楽器というのはこんなにもあったかいサウンドになるのかと。しかしフニャフニャしているわけではなく、確固たるアンサンブルにしっかりと包まれている心地よさがありました。
ドラムが活躍できる曲ばかり選んだので(笑)叩きまくりましたが、アンサンブルはびくともしない。狙った通り、タフなメンバーの皆さんはしっかりと根を張った「野」でした。レッドブーツとスーパースティションは両曲わけのわからないドラムパターンであるにも関わらず最後までグルーヴが崩れませんでした。
ただ、今日のメンバーは輪をかけて自由な精神を持つ人たち。森田君と朱美ちゃんはデュオに関しては二人にお任せしましたが、まさかパーカッションデュオからスタートするとは!その後はゾクゾクするフリーインプロビゼイションに突入しました。
お客様に反響があった点の一つが関島さんの使用した青い謎の楽器。管の中で何かが上下してカエルの鳴き声のような音がする?なんとなくワウやディストーションのようなエフェクトがかかった気もおこさせる摩訶不思議なサウンド。高円寺の円盤というレコード屋で「けっこう使える」という張り紙とともに売っていた手作り楽器だそうです。あまりにお客様からその楽器の感想を受けたため「この楽器がこんなに喜んでもらえたのは初めて」と関島さんは言っていました。
謎の楽器使用の瞬間!
いやー、いつもですが、今回もめっちゃ楽しかった!
早速ですが次回はついにvol.10、チラシはこちら。