今年は色々と動きを設けていく中で、今楽しくて仕方ありません。直近のライブ動画を何度も見つつニヤニヤしたり、ロゴマークの読み方を考えてみたり、MC中のやり取りを振り返ってみたり。
僕は十代からジャズに親しみ始めてから、一貫してピアノトリオが好きなのですが、ピアノトリオと言っても色々あります。自分がめちゃめちゃハマったピアノトリオと言えば、
・Chick Corea John Patitucci Dave Weckl
・Keith Jarett Gary Peacock Jack Dejohnette
・Michel Petrucciani Anthony Jackson Steve Gadd
・Steve Kuhn Miroslav Vitous Aldo Romano
・Chick Corea Miroslav Vitous Roy Haynes
・Peter Erskine John Taylor Palle Danielsson
・Joachim Kuhn J-F Jenny Clark Daniel Humair
・Lyle Mays Marc Johnson Jack Dejohnette
・Eliane Elias Marc Johnson Peter Erskine
あと、
・南博 安ヵ川大樹 外山明
なんてのもありました。
しかし、自分のバンドを組む時に別にピアノトリオにこだわった訳ではなく、自分が仲間として迎えたい2人がたまたまピアノとベースだったのかもしれません。この動機は重要で、実は現在も継続中で、良いピアノと良いベースを呼んだのでなく、伊藤志宏と織原良次とでバンドをやりたかったという事です。
とはいえ具体的にトリオの形でスタートした2005年当初は、やはりどこかで自分の好きだった上記のトリオ達を橋本trioに投影してしまっていました。
時を経て2018年、直近のライブ動画を見ながらつくづく思ったのは「こんなサウンドのピアノトリオは古今東西何処にも無い!!」という事です。自分としては聴き慣れたサウンドですが、ふと客観的に様々なピアノトリオと比べると、いつの間にか全く新しい個性が出来上がっていて愕然としました。無類のピアノトリオマニアの僕が言うので間違いありません(笑)。
2005年から一貫しているのは、メンバー2人がリーダーとしてドラマーとしての自分を無条件で受け入れてくれていると感じられる事です。自分の役目は、その安心感をそのまま同じようにバンドの場に提供する事かなと思います。楽しすぎて軽く浮かれつつ。それをバンドの場で共有しつつ、お客様と共有しつつ、無尽蔵のエネルギーを家にお持ち帰りいただければと思います。これが我々「ゼロ」の役目かなあ。もうちょっと整理してわかりやすく説明できるようにしておきますね。
以下、2018年2月1日ライブより「このトリオにうってつけの、眠っていた」志宏オリジナル曲「雪閃(せっせん)」。志宏によるタイトル解説と織原良次のナイスリアクションが動画の頭とお尻にあります(笑)。