6月スケジュール更新しました。
幾つかピックアップして詳細を書こうとしたら今月のライブほとんど全部になったので、全部紹介する事にします。
まず6月3日火曜日、池尻大橋のchadにてkhat+橋本学。これはギターのタカスギケイさんと弾き語りの畑崎大樹さんとのユニットに自分が極小打楽器セットで加わったものです。ジャンルで言うとギター2本とヴォイス・ヴォーカルによるアンビエント・フォークのような。基本的に即興ですが、畑崎さんのオリジナルも。ジャズ・ライブとはまた違った空間をお楽しみ頂けます。
今月は都内近郊ライブが少ないですが、5日木曜日 中尾真喜さんで銀座No Bird、22日日曜日 長嶋緑さんで鎌倉ダフネにおります。
私橋本は、どうも歌伴をやらないと思われている節が未だにありますが、実は歌伴大好きです。なぜなら、歌との共演では音の細かい強弱が楽しめるのと、決まった構成の中で最大限自由なイメージを展開する楽しさがあるからです。さらには、ジャズの昔ながらの伝統にも触れられ、劇場型のエンターテインメントが作りやすいという面白さもあります。
というわけで、これを読んだヴォーカリストさんはどんどん仕事を下さい。5日も22日も楽しくやらせて頂きます。
6月6日〜18日は一年振りの参加、全米でも有名なニューヨーク在住のピアニスト、クニ三上さんのツアー。今回は北関東〜東京〜北海道〜東北へ参ります。東京は6月9日月曜日、本郷三丁目・名曲喫茶カデンツァ。
エリントン・オーケストラやライオネル・ハンプトン楽団など、ビッグバンドの名門を渡り歩いたクニさんは「A列車で行こう」や「シング・シング・シング」からビートルズ、アンパンマンまでレパートリーに持っています。ビッグバンド・サウンドをピアノ一本で再現してしまう事に驚きつつ、かなりの無茶振りをしてメンバーが戸惑うのも見所です。ヴォーカリスト以外の楽器専門奏者でここまでエンターティナーな人は日本にはなかなかいません。
今月はさらに各地へ参ります。6月21日土曜日は青木カレンさんと京都へ、27日・28日は安ヵ川大樹=石田衛トリオで静岡・名古屋へ行きます。
カレンさんとは東京でご一緒した事がありません(笑)。長い付き合いの伊藤志宏を始め、信頼できるメンバーとともに。
安ヵ川さんと石田君は、私はそれぞれ昔から良く知っている二人なんですが(石田君とはそろそろ15年の付き合いに!)、最近になってこの2人が意気投合しているのが不思議であり楽しくもあります。このトリオ、かなりお勧めです!
個人的に楽しみなライブがもう1本、25日新宿ピットインでの太田朱美ちゃんのセッション。実はこの4人、5月に徳島で一度演奏をしております。その日はラテン〜ブラジルものに焦点を絞ったセットで、ピアノの野口茜ちゃんとベースの澤田将弘君の演奏をイメージしつつ、図々しくも3月橋ワタシでも演奏したブラジル歌手Joyceの「Aldeia de Ogum」の譜面を持っていきました。初顔合わせユニットながらかなりの熱量と推進力で一体化でき、徳島のお客さんは大盛り上がりでした。演奏し慣れた新宿ピットインで、今度はじっくり音とグルーヴに向き合いたいです。
最近はジャンルや世代を越えて新しく知り合った方との演奏が増え、自身の「橋ワタシsession」も全て充実したものとなり、1つ1つのパフォーマンスが凄く楽しいです。できる事ならば全部ご覧になっていただきたい!!
山も楽しいですが、こちらは写真のみでご覧下さい!