2020年6月14日日曜日

ハエかもしれないけどUMAかもしれない。わからないから面白い!という理屈。

リーダーバンドTrio Zeroのアルバム制作クラウドファンディングが6/30までです。
https://twinmusic.co.jp/ja/detail-project.php?p_no=70&test_view=1&mid=M00076

リメイクする「スカイフィッシュ」って何ぞやといえば、これは以前も解説したしたが、UMAなんですね。20世紀末くらいに認知された謎の飛行生物です。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5
あれから20年くらい経った現在ではハエ説が濃厚です(笑)。

橋本は幼少期からオカルト大好きでして、当時のオカルトブームやTVのオカルト番組、UFO特集などは欠かさず見ていました。
小学校の頃近所の本屋に中岡俊哉氏編集の心霊写真集を毎日立ち読みに行き、結局一冊も買わず全巻読破(と言っても大部分写真ですが)、本屋のオヤジに舌打ちされた思い出があります。
UFOに関してはかなりの知識を入れました。ケネス・アーノルドやジョージ・アダムスキーの名前にピンと来る人は結構マニアだと思います。UFOの目撃を何度も夢に見ましたが、残念ながらまだ未遭遇です。

小学校の学級文庫にあった「ゆうれい船の謎とふしぎ」という本に夢中になり、同時期に上映された「ドラえもん・のび太の海底鬼岩城」がそれに拍車をかけました。

中学・高校生になってからは「ツングースカの大爆発」「フィラデルフィア実験」等の謎めいた歴史的事件に魅せられました。詳しくは書かないので検索してみて下さい。

結局、スカイフィッシュはハエだったりUFOは軍事機密だったり、ツングースカ爆発は隕石だったり色々説明可能な解明が進んでいます。
しかし、僕としては解明される前の「謎である状態」に萌えるので、謎は謎のままでワクワクしてきました。
Trio Zeroのオリジナル曲タイトルは「ブロッケンの妖怪」=水滴による光学現象、「セント・エルモの炎」=雷による発火現象というように、実は科学的に解明されている現象を取り上げていますが、古代では全て謎めいたオカルトだったためにこのような名称が残っているわけで、僕が曲に込めたモチーフはその時代のマインドです。謎だった時代の「畏れ」みたいなものです。

だから、スカイフィッシュもハエかもしれないけどUMAかもしれない!という感じで曲を作っています(笑)。

2020年6月10日水曜日

幻のUMAの曲が危うく幻になるところを救出することにした話

リーダーアルバム制作クラウドファンディング、あと22%で実現します。


「特典音源に未発表・新曲を書き下ろして収録する」と発表しましたが、新楽器「バウロン 」をフィーチャーした制作中の新曲がどうても幻のオリジナル曲「スカイフィッシュ」(過去記事参照)のメロディになってしまうため(譜面もないので記憶をたどれば)、「スカイフィッシュ2020」としてリメイクする事にしました。
バウロンてアイリッシュ・ミュージックで使用する楽器なので「スカイリッシュ」でもいいんですが(笑)。
曲ははっきり言ってアイリッシュでも何でもありません。ジグでもリールでもないし、そもそも様式も知らなければ経験もありません。
馴染み深いマイケル・ブレッカー(ts)やジャック・ディジョネットが演奏しているアイリッシュ風オリジナル「Itsbynne Reel」という曲は好きでよく聴いていました。


当時は即興オリジナル曲として、しかし「80/81」のようなメンバーの個性丸出しの曲なのでそのままカヴァーしても仕方ない、いわばアンタッチャブルな曲でした。
今聴くとブレッカー節全開ですね。メロディ楽器の達者な人が自分で演奏するならこれでもいいかもしれません。

僕はアイリッシュのような複雑なメロディは思いつかないし弾ける楽器はないので、ケルトの様式は踏襲しません。バウロンが活躍できればいいです。
曲のイメージはともかく幻のUMA「スカイフィッシュ」、リメイクですが同じなのは頭のメロディのみ。他のパーツも記憶にありますが、忠実にはやらず、全部作り替えます。なので、実質未発表の新曲です。

バウロンがちょっとは上手くなったので見てやって下さい。

2020年6月4日木曜日

アイリッシュの謎な楽器をこれから練習してレコーディングまでにマスターしてやる決意表明

自作楽器「壺」に続いて、こちらは新たに購入した楽器をレコーディングに使用します。


出会いは14ヵ月くらい前、YouTubeでバグパイプの動画を検索しまくった時まで遡ります。

バグパイプの音色がめっちゃ好きなんです。

https://www.facebook.com/100024273704761/posts/381487902670330/?d=n


きっかけはこの動画の2:48くらい

https://youtu.be/KKwVGqXM8u4

どう見ても片手で16分音符を刻んでいる!そして何なんだこのフレームドラムみたいなのは??


調べに調べた結果、アイリッシュ音楽では定番の「バウロン」という楽器だそうで、この楽器は短いスティッ(ティッパー)のオルタネイト奏法が普通なのだという。30年以上打楽器をやってきましたがこんな奏法は初めてで大衝撃でした。


アイリッシュといえば長野県だとピアノの藤原尚君がアイリッシュ・グループでアイルランド大会まで行った人。松本は信州大学ケルト研究会をはじめアイリッシュ・ケルト音楽が大変に盛んです。

早速連絡を取り、バウロン奏者北川友里さんが松本にいらっしゃるタイミングでレッスンを受け、初バウロン体験をしました。

https://www.facebook.com/100024273704761/posts/394958211323299/?d=n


そこからバウロンへの思いが途切れないまま、トリオ・レコーディングのクラウドファンディングの機会を得、日程を決め、しかしコロナウイルスにより日程は延期になり時間もできたタイミングでついにバウロンを購入、まだ練習を始めたばかりです。

https://www.facebook.com/100024273704761/posts/710436959775421/?d=n


購入元は「ケルトの笛屋さん」というショップです。サイトマップがやばい!何かあれば相談させていただきます。

https://celtnofue.com/


さて何の曲でこの楽器を使おうか。壺と同じく、自分で曲を書けばバウロンをフィーチャーする事は非常にたやすいです。

この楽器使いたいから曲作るとか、究極のリーダー特権ですね()。クレジットは「橋本学:作曲・ドラム・自作壺・バウロン」という謎なものになります。
あと26%、どうぞご支援よろしくお願いします。https://twinmusic.co.jp/ja/detail-project.php?p_no=70&test_view=1&mid=M00076


レコーディング延期、クラウドファンディング期間延長したおかげで、我々プレイヤーにもお客様にもさらに楽しみが増大するよう、策を練ってまいります!!


ついに自作楽器を制作した記録

リーダーアルバムのためのクラウドファンディングが泣いても笑っても6月いっぱいですが、
https://twinmusic.co.jp/ja/detail-project.php?p_no=70&test_view=1&mid=M00076

先日写真を載せましたが、休業中に楽器を作っておりました。

ご存知の通り、4月からは全てのライブがキャンセルになってしまい、逆を言えば普段は時間が無くてできなかった事を実行する機会に恵まれました。

4年前に千葉県から長野県に移住、真っ先にやりたかったのは自作楽器。始めは木工で「スリットドラム」を作ろうとしましたが、いかんせん木工は素人、打面の切り込み半ばで断念しました。
その後、自作楽器に取り掛かる事はなく、なぜか製麺技術をマスターしました(笑)。

先日、コロナウイルス流行を受け、3月から長野県ももれなく学校休校になりました。それを受けて茅野市の陶芸家・高橋由美子さんが作業場に子供達に招き、陶芸や茶会、パステル画や料理、音楽など様々な体験ができる「木のこや・まなびば」を立ち上げました。
まあしかし八ヶ岳にはいろんなエキスパートがいるものです。
高橋由美子さんの陶芸作品・展示情報はウェブサイトへ。
https://alices77.wixsite.com/takahashi


橋本は「まなびば」初日から夫婦でお邪魔したんですが、たまたま車に楽器を全て積んでいたので各種パーカッションをそこに持ち込んで子供達に遊んでもらいました。
その日から、まなびばには「音楽」の時間が生まれ、自分も行ける時には全てのパーカッションを持ち込み子供達とセッションしました。

ある時、自分はツアーに出るので参加できないけども楽器だけなら預けられるタイミングがあり、現場に楽器を預けた事がありました。その時に由美子さんがイボドラム(壺)をえらく気に入ったようで「由美子さん陶芸家だから自分で作ればいいじゃん!」と提案しておきながら、「なんなら自分も作りたい!!」と強く思ってしまいました。

そんなわけで志願して、早速4月末にプロの指導のもとで壺作りがスタート。
原料を「菊練り」してヒモ状にし、先に作った土台に積み上げます。
https://drive.google.com/uc?export=view&id=1gtkRTuWTBxC8Bn-qasx1iJN8WlRccH7Jhttps://drive.google.com/uc?export=view&id=1iWx0Aq7tzKEnnYPc8paGNAcF9CvNcjjGhttps://drive.google.com/uc?export=view&id=1NWq-4CEQh0cVDOeGIqS4sQf_l-JOCn5r
菊練りってうどんかそば打ちで見た事あるんだけど中華麺ではやった事ないですね。
ろくろを回しながら木の棒を近づけて正確に円状にします。
壺の口を切る時も回しながら深く切り込みを入れます。
https://drive.google.com/uc?export=view&id=1OG9et22DnnkDeleAAnVpIOmTHBDI4Cmg
だんだん壺の形になってきて感動です。
楽器用にサイドに穴を空け、ひとまず形ができました。

ここで自分から提案、口を6割くらい塞ぐと低音がよく響くような気がして、塞ぐパーツを後からくっつけました。
https://drive.google.com/uc?export=view&id=1W2Ig2lmgpNR1k8lE9Kg-Icd_EKI_Cu7i
しかし、後に乾燥したら パーツと本体の間に亀裂が。あとは焼いてみてどうなるかです。もしここが割れちゃったら別の素材で塞ぎます。

最後に釉薬に浸して、あとは焼くだけ!←イマココ 
https://drive.google.com/uc?export=view&id=19ARNVfw6iG3tvwyyIeayMEocMrdVZJh5
浸す時に手の後がガイコツみたいに残りましたが「これ模様にしちゃおうよ!」と由美子さん。かなりアバンギャルドな感じですが、これでこそ「侘び寂び」です。最高!

いやしかし、これ全工程これであってんのかな?教えてもらうままにやったので、書き漏らしていないか自信ありません(笑)。焼き上がりは6月中には、な感じです。

で、この壺をTrio Zeroレコーディングで大フィーチャーしますよ!自作曲なのでどうにでもできます。もしかしたらかなりの弱音楽器かもしれませんが、大フィーチャーします。

これがどういう事かというと「ラーメン屋が小麦を育てるところからやった自家製麺」だと思っていただければ。
凄く伝わると思うんですが、自分だけ?

2020年6月1日月曜日

クラウドファンディング期間再度延長のお知らせ

クラウドファンディング最終日が5月31日という事でしたが、再度延長して6月30日までとしました。
コロナ禍でライブ実演の場が全く無くなり、レコーディングも延期、延期先も見通しが立たないために1ヵ月延長としましたが、5月末日になっても状況があまり変わらなかったために、もう1ヵ月チャンスをいただきます。
これ以上の期間延長はしないと決めています。
この2ヵ月延長した分、参加して下さった皆様にも何かメリットがあればと思い、3つの事を決めました。

①ライブレコーディング日程を7月頭に調整開始。その際、ライブレコーディング立ち会い「洞の宴コース」に参加して下さった全ての皆様のご都合の良い日程に決める。数ヶ月先で考えています。
5月11日までにお申し込みの方としていましたが撤回、30名様全てにご予定をお伺いします。橋本学史上最大のブッキングを更に更新します。

正直、このコースの申し込みは3月末からピタリと止まったまま。当然です。しかし、ご安心下さい。皆様のご予定をお伺いします。
Z.imagineは30名様でもさほど密にはなりませんが、万が一、億が一再延期せざを得なくなっても、再び皆様が確実に観覧できる日程にします。

②CD+特典音源「ブロッケンの妖怪」コースの特典音源に未発表新曲を録音する。
未発表どころか誰もまだ演奏した事がないホヤホヤの曲をこれから作曲します。

③自作楽器の使用、及び新たに(これから奏法をマスターする)打楽器を購入・使用する。
自作◯ボとバ◯ロンです。これ予定通りの5月11日レコーディングだったら絶対間に合っていないものたち。
自作◯ボに関しては1枚だけ写真を載せます。https://drive.google.com/uc?export=view&id=1CD4HGobjXUkuTpPx-uBxl_p47U3qL76r