2013年4月24日水曜日

チャヤ マクロビオティックス

 前回の記事の通り、めったに外食に行かなくなりましたが、こちら勉強のためにも行ってきました。

             チャヤ マクロビオティクス日比谷シャンテ店

 マクロビオティクスとは、いわば食べ物と生きることについてを深く関連づけた思想です。歴史や基本的な考え方はチャヤのサイトにうまくまとめてありましたのでこちらをご覧下さい。

 マクロビを日常の食生活に完全には取り入れていませんが、考え方を知りいくつか実践してみると、食というものがまた一段と面白くなりました。取り入れて良かったと思う点は

・よく噛む事を実践すると、慌てて食べなくなり、過食が防げてテーブルマナーが向上した
・野菜のみの出汁でより繊細な味わいを知った
・玄米の凄さ、よく噛んで消化する事の大切さを知った
・食事とは自己管理しつつの自由であることが理解できた
・食材への感謝の気持ちが深まった。
・ごま塩と焼き海苔と玄米の組み合わせがうますぎて毎日楽しい

等です。

 それをプロが料理するとどうなるか?玄米プレート(1200円)オーダー。


 ハンバーグもありますが、ソースも含め主に大豆で出来ています。
 ハンバーグ、豆のそぼろ餡、玄米、日替わりサラダ、野菜のミネストローネスープ、全てが美味しいです。1つのソースにかなりの種類の食材を使用しているらしく(公式レシピ本より)、薄味でも濃い味でもなく、絶妙のバランスかつ複雑な味わいです。値段が安すぎないか心配なほど。
 その味には、この外食激戦区東京において、マクロビ以前に普通に「おいしい」レストランであり続けねばならないという意志の力を強く感じました。
 食後は元気になったというより、パワーに圧倒された感もありました。

 レベルはとてつもなく高いですが、肉卵乳製品不使用でここまでの料理ができるのかという感動を是非多くの方に味わって頂きたいと思います。この日は9割以上女性客。世の男性が皆こういう食事に移行すれば、心に作用して戦争もなくせるのではないか、とさえ思いました。

 こういう勉強もしつつ、過去のジャンク・フード、ラーメン三昧の日々の記憶もトレースしつつ、来月のソロ・パフォーマンスの準備をしています。









2013年4月11日木曜日

外食

 昨年7月頃から玄米菜食になってから、めっきり外食しなくなりました。
 
 ヴィーガンの考えに近い理由で肉・卵・乳製品を摂らない食にシフトしたら、魚もカツオだし以外には基本的に必要なくなりました。

 では何を食べているかというと、栄養面で安心できる野菜(それでもF1種や放射能の問題等から完璧に安心はできてませんが)と調味料のみで自宅で調理したものがほとんどです。加えてデトックス効果と栄養価の高い玄米を常食するようになると、体がとても軽く疲れ知らずで、風邪や体調不良と無縁になりました。

 こうなるともう、なかなか外食は難しいです。そりゃそうだ、こんな食生活は現代日本では圧倒的少数、石を投げれば牛丼屋かファストフード店かラーメン屋に当たります。
 そういう安価で量も多く肉類豊富な食事の需要が多いのもよくわかります。何せ以前の自分がラーメンとジャンクフードの権化のような人間だったので。うまいうまいと食べていましたが、今思えば「自分の体が食べたもので出来ている」という感覚は、当時ほとんどなかったように思います。わかりやすく言うと、普通の食事を食べさせてもらっていた実家を出て以降、10年以上肉類と化学調味料と精製砂糖の中毒状態でした。そこから一度体を壊し自炊を始め、周囲の人の助けもあり現状に至ります。

 そんな訳で、そういった外食産業の現状や消費者を責め非難する資格は、今の自分にも全くありません。むしろ現代の平均的な日本人よりはるかに不健康な食生活をしていたからです。
 ただ、自分が玄米菜食生活に入った結果、それまでが嘘のように体と精神が清々しくなって落ち着き、毎日が快適で楽しくなった事は事実です。さらに、今まで使っていた動物性食品・化学調味料・加工食品を使わない調理に頭を使い知識を増やし、調理法を習得していくのが楽しくて仕方ありません。

 現状を非難する資格はなくとも、せめて事実として現実にある問題を提示し、玄米菜食の楽しさと喜びを伝えるのは構わないんじゃないかと思い、次回のソロ・ライブを企画しました。


               橋本学solo performance
             Alpine Live Series vol.2「ごはん」 

                 5月22日水曜日 
         外苑前Z・imagine  pm7:30〜9:00 ¥2000 学割¥1500 
                   場内禁煙 
 

 もちろん、ジャンクフードコーナーも設けます。
 あと、前回「単独登攀」でアーモンド等食品を配りましたが、衛生面から次回は食品はやめ、菜食レシピか何かにしようと思います。

 実は大幅に脱線していました。ライブの宣伝ではなく、玄米菜食者のための外食をしてきた話を書こうとしたのです。では次回に続く。