伊藤大輔(vo)古谷淳(p)橋本学(ds,per)、2019年度「音ギバナシseason2」11/3をもって全て終了しました。
今年は原村Studio Rという素晴らしいライブスペースが親しい方達によって新築され、「蔵ノ音ギバナシ」に加え「村ノ音ギバナシ」を近距離で2daysやるという新たな試みを始めた結果、6公演12ステージという濃厚な時間を持てました。
11/2、3日はスペシャルゲストにソプラノ歌手の原謡子さんが1曲ゲスト参加、さらにオリジナル新曲(イベントテーマソング)を大ちゃんにはリハ無し初見という無茶ぶり中の無茶ぶりをしてしまい、連休の交通渋滞もありかなり切羽詰まった状況での本番当日、なのに恐るべき集中力とプロ意識!初日StudioRからもの凄いステージになりました。
翌日の町屋亭は真逆の音環境、ピアノがエレピ、なのに全く意に介さない我々の音楽が繰り広げられました。
本当に凄いメンバーです。自画自賛をお許し下さい(笑)。キャスティングの完全試合です。
淳さんと大ちゃんと自分の組み合わせは今年初めてでしたが、何より2人がこの企画を満喫してくれた事が本当に嬉しかったです。3人ともジャズをやっている機会が多いですが、ジャズを軽く超越した広い音楽性、しかも独自の解釈を持ちます。独自なんだけどお互いに受け入れる。とびきり強靭でタフ、かつとびきり柔軟です。
もっと言えば、音楽以上に、生きていく上で大切にしているものが共有できている感覚があり、それは自分としては本当に安心感があります。このメンバーに決めた事はノーヒットノーランどころか完全試合級です。
スペシャルゲスト原謡子さん、Studio Rの管理人さんでありながら、歌手としての専門はクラシック・古楽・声楽です。
鍵盤奏者の杉本周介さんと謡子さんに声がけいただいて6月に古楽コンサートに打楽器で参加しました。完全アウェーなジャンルでしたが、とても得難い経験でした。いや、関東在住時からもともとこのぐらいの音楽的越境がしたかったのにできなかった。それが近所のよしみでこんなに早く実現するとは!でした。
今回はこちらジャズサイドに謡子さんを迎え、その歌唱で、普段ジャズ系のライブに行かれるお客さんに度肝を抜いてもらいたい。その狙いは的中!皆さんどうでしょう、度肝を抜かれたんじゃないでしょうか?
今回、来年の音ギバナシのメンバーも発表しました。原謡子さんはそのメンバーの1人です。来年よろしくお願いします!
今回3回に渡り、共に運営して下さった方々に御礼申し上げます。
機材設営・運搬・撤収をしてくれたわたる・武重君。君達のお陰でオンタイムでライブ運営ができました。わたるはダンサー、武重君はベーシストです。ベース武重俊輔君とはR299というバンドを組んでおり、そちらでは12/22松本ダルースでベース大活躍の曲ばかりやります!
打ち上げに素晴らしいケータリングを提供して下さったNagiさん、よしさん。そういえばお2人は昨年夏に橋本1日麺屋の開店を導いて下さった方々。安心できる美味しい料理の数々、メンバーにも大好評でした。
町屋亭のみゆきさん、雅彦さん、もういつもいつも完全に色々お任せしてしまって、これは安心しきっているからで(笑)本当にありがとうございます。12月「はしもとみお彫刻展&ライブ」またよろしくお願いします。
古谷めぐみさんにはお忙しいタイミングで、今回も受付&集客宣伝に大変ご協力いただきました。やはりいて下さると心強い、また引き続き、家族ぐるみでよろしくお願いします!めぐみさん、大ちゃん、自分はなんと誕生日が同じです。
音響機材を貸して下さる岡谷の横川さん、いつも大変助かります、ありがとうございます。ドラム演奏の方もどんどん復帰して下さると嬉しいです。ジャズも8も16もEven8thも良い音量バランスでいける、大変貴重なドラマーです。
Studio Rのピアノ調律をして下さった杉本周介さん、打ち上げでも良い話を聞けました。古楽での共演、古楽meetsジャズ、オルガントリオ、鍵盤奏者・ミュージシャンとして一緒にやりたい事がいっぱいありますので是非今後とも!
11/2.3日はフリー映像作家の澤井理恵さんに撮影していただきました。カメラの配置、ハンディでもライブの邪魔に全くならない動き、記念撮影も少し、全てがプロの技、見事でした。映像が大変楽しみです。
そして何より、自分の奥さん橋本麻美ちゃん。この企画は夫婦企画です。それをこれだけ沢山の人が喜んで下さっているのが何より嬉しいです。いやあ、自分一人ではここまで行けないなと思っちゃうなあ。「楽しー!!!」を拡散して人々を巻き込む力が凄い。音楽に集中して企画に入っていけるのは彼女のお陰ですし、キャスティングからスケジュール管理やステージングのイメージも一緒に考えてもらっています。今回は作詞もしてもらったし、来年以降も「音ギバナシ」を一緒によろしくお願いします!
そして遠方は愛知・浜松・東京からお越し下さった(2回・3回の方も)皆様・近隣の方々も合わせて全てのお客様に大感謝です。数年前までは、遠隔地から自分企画のライブに来て下さるなんて想像もしていなかったですが、こんな有り難い事が現実化していてびっくりです。近隣の方々にも、こんなジャンル分けしにくいものを楽しんでいただけるのが本当に嬉しいです。自分の好きな音楽がジャンルの際(きわ)にあるものなので。
淳さん、大ちゃん、是非ともまた、3人でやりましょう。バンド名は「Perfect Game」にしようか(笑)。