橋ワタシ学session vol.6、お陰様で満員のお客様に囲まれ無事終了しました。ご来場下さいました皆様に厚く御礼申し上げます。
今回はこの3人組です。ベースレスという異形の編成ですが、偶然にも3人ともベースレスには定評があります。
嘘です。お2人は共にベースレスを突き詰めた仲間です。
変な写真が撮れたので採用。ヤクザとカタギのハーフとはかなさしさんの自己紹介。写真を撮ったらハーフは自分だった。プロフィール写真にしようかな。
リスト
1.亡き王女のためのパヴァーヌ (ラベル)
2.浜千鳥 (唱歌)
3.プリオシン海岸 (細野晴臣)
4.Danny boy (アイルランド民謡)
5.Rythm-a-ning (セロニアス・モンク)
6.三月の歌 (武満徹=谷川俊太郎)
7.Close to you (バカラック=デヴィッド)
8.洞の宴 (橋本学)
9.I'll be seeing you (サミー・フェイン)
10.Anniversary (松任谷由実)
11.Defensor (橋本学)
アンコール.A night in Tunigia (ディジー・ガレスピー)
選曲が無節操すぎる。
ご覧いただけなかった方は動画をどうぞ。
うちの相方をして「目を閉じていると泣きそうなくらい美しいサウンドなのに、目を開けると両脇でムサいおっさん2人が演奏しててムカつく!」と言わしめた画です。服装は爽やか目にしたのになー。しかし、自分でも自分の満足し切った顔がムカつく動画だ(笑)。
感想としては、お二人ともさすがでした。
ジマジンで志宏と共演といえばどうしても橋本学トリオがよぎりますが、2年前よりはるかに演奏に深みと余裕が増しています。洞の宴やプリオシン海岸、Close to youなどは特に、志宏のピアノではないと成り立たないサウンドでした。複数の方から自分と志宏のコンビネーションを評価して頂けたのも嬉しかったし、MC時に彼がいると心の底からリラックスしてしまっておかしかったです。
かなさしさんと言えば、赤鬼というよりは女王然とした、ゆったりとした圧倒的な佇まいがさすがでした。そして改めて、実に柔軟で様々な顔を持っている事にも唸らされました。自分と志宏で疾走しながら広げていく世界にかなさしさんのゆったりとした展開の仕方は我ながらベストマッチでした。
個人的にはもう埋まりたい程幸せで、嘘みたいにうまくいったライブでした。
ちょうど2年前にトリオを一時解散、昨年度は4回のソロ・ライブ、本年は自分の人脈を駆使し毎回ゼロから立ち上げた橋ワタシシリーズ。自分の企画力の向上を目差したこの2年間ですが、後に残った感情は応援・協力して下さったメンバーや身内、暖かく見守って下さった全てのお客様への感謝だけです。来年は今までの活動を、平たく言うと全部やります。
というわけで次回予告は次回へ。本年2014年も一年間お世話になりました。