さて、こちらは実はまだ公式にリリースされていませんが、メンバーからの手売りでなら先行発売可能なCDです。先日先行発売ライブ告知の記事で紹介した、2012年のライブ録音をまとめた音源です。
橋爪亮督group「Visible/Invisible」
personel: 橋爪亮督(ts,loops)
市野元彦(g)
佐藤浩一(p)
織原良次(fretless-b)
橋本学(ds,per)
2013.11.6 rerease
1.Journey
2.The last day of summer
3.十五夜
4.Cycles
5.Park
6.Sketch #1
(all songs by Ryosuke Hashizume)
価格:2500円
ピアノの浩一君を除く4人は、このバンドに参加してから既に10年経つのではないかという不動のメンバーです。橋爪亮督groupでのスタジオ・レコーディングにも2007年「Wordless」、2008年「As we breathe」、2012年「Acoustic fluid」と3枚に渡り全員が参加していて、今回初のライブ音源をリリースする事になりました。
メンバーの近影はこちら、録音会場でもある新宿Pitinnにて。
を書き、そこでこのグループのサウンドの特徴について触れました。それは割愛するとして、本作に収録されている演奏について、一部紹介します。
M1「Journey」は、3年連続で行った葛飾区でのプラネタリウム・コンサートでのエンディング曲でした。演奏しながら見た壮大な宇宙と無数の星たちの流れが、この曲を演奏する度に未だに目に浮かびます。プラネタリウムの映像に橋爪オリジナルはあまりにハマり過ぎていました。
M3「十五夜」いわゆるフリー・インプロヴィゼイションから始まりますが、私は「秋の虫」です。たまに「雲」などにもなります。最近のライブでは、虫をループマシンで増殖させて、鈴虫とコオロギを同時発生させております。他のメンバーが「月」とか「すすき」とか「団子」をやってくれます。
M4「Cycles」、2007年の「Wordless」に収録された4・3・3・4の14拍子のナンバー。ドラムがちょっとは上手くなってますので聴き比べて下さい。そんな事より、後半のピアノソロ~メロディ・フェイク~テーマへの流れが個人的にはこのCDの一番好きな所です。
M5「Park」バスドラ16インチのラディックの最小ドラムセットですが最終的にはハード・ロックのドラミングになります。みんなで思い思いのロックを公園でやるということで。
抑制のきいた空間重視のサウンドがこのグループの持ち味ですが、ずっとライブをやってきた新宿Pit Innが録音会場という事で、抑制がききながらも解き放たれた瞬間がいくつもあり、これは過去のスタジオ録音では聴けないものだと思います。
こちらも常に持ち歩きますので、お求めの方は、ライブ時に橋本までお声をお掛け下さい。
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