3月14日金曜日は充実したオフでした。
昼間は、ライブにいらしたお客様から何度もお勧めされたカフェ、外苑近くの月光茶房さんへ。
マスターの原田さんは写真も手がけておられ、その作品は自分も参加している橋爪亮督group「Acoustic Fluid」のジャケットに使わせていただいています。また、以前ゲストで呼んでいただいた「益子博之=多田雅範 四谷音盤茶会 vol.04」にも来ておられたそうで、これはブログで拝見して知りました。ちゃんとご挨拶していなかったな。
到着し、お店に入ると、レジ横に橋爪group「Visible/invisible」のチラシが。「これのドラマーです、どうも」と名乗り着席。ご挨拶を頂いてしばらくマスターは先客様とお話中。最初はストレートなジャズが流れていましたが、それが終わると一転、ダークなアンビエント・エレクトロな音楽が流れました。
お水を入れに来たマスターに「この音源は何ですか?」と思わず質問、イギリスの20代前半のグループだそうな。
「以前四谷音盤茶会の時に、Warp Record(英国テクノレーベル)がお好きと伺ったんで、反応して頂けるかなと思って」だそうです。まんまと反応してしまいましたがな。音楽好きのお客さんとのこういうコミュニケーションが恐らく音楽系カフェ経営者の醍醐味なんだろうな。うん、気持ちはよくわかる。
他にお話させていただいた中では、「取材を受けてジャズ喫茶として紹介されて、それを見たお客様が来店、古いジャズじゃなくて音響作品みたいのを流しているとがっかりされる。だからジャズ喫茶として紹介されたくない」と。これもよくわかります。
私は人力テクノ・ブレイクビーツ・アンビエント・ドラムンベースの演奏多用、ハンドメイド打楽器・ループマシン・調理小物使用する「ジャズ・ドラマー」なもので。声はかけられませんが、結構がっかりされている可能性はあります(笑)。
お洒落で清潔な内装、美味しいコーヒー、最先端の不思議な音源たち、お客さんのニーズを記憶とにおいで察知できる名DJマスター、取材が次々と来て当然です。でもここはどう見ても旧来のジャズ喫茶じゃねーだろー(笑)!
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