2014年7月10日木曜日

7月の全ライブご紹介

  お勧めライブ、先月に引き続き全部ご紹介します。今回は手短かに。

  本日これから!代官山「晴れたら空に豆まいて」というお店で、”南博(p)seeds of change”と”けもの”の2マン企画「或る夜の音楽会」という企画があります。
  南さんとはここしばらくご一緒させて頂いていて、とても刺激的な音場を楽しんでおります。今月はもう一日、16日水曜日に中目黒・楽屋にて「南博quintet」も。演奏もですが、何よりご本人が面白すぎます。

  11日金曜日は池袋アップルジャンプにて安ヵ川大樹(b)トリオ、ピアノは石田衛君。先月の静岡・名古屋ツアーでの演奏が手応えたっぷりで、しかも大好評でした。このトリオは本当に楽しい。
  12日は久々、モーションブルー横浜で小林桂(vo)quartet。本来ジャズの持つ美味しい所が毎回高水準で味わえます。ジャズは昔はポップスでありエンタメだったんですよね。

  13日日曜日、東中野セロニアスで橋ワタシvol.1の再再演となるメンバー、柳隼一(p)落合康介(b)にゲスト天野丘(g)。なんだか宮◯バンドのようだ(笑)。柳リーダーですが。
  18日金曜日、吉祥寺サムタイムで渕野繁雄(ts)バンド。ジャズにとどまらずあらゆる音楽シーンで長く活動されているベテラン。久々です。
  19日土曜日は横須賀にて「横須賀ジャズ・クルージング」。去年に引き続き志賀聡美さん(tb)のバンド。今回はなんと課題曲「ベサメ・ムーチョ」が主催者側から言い渡されており、志賀さんのアレンジで既にリハーサル済み、準備万端です。

  24日木曜日新宿サムデイ、河上修(b)トリオ。河上さんは4月に初共演したベテランベーシストですが、ここ最近出会った中で一番衝撃的でした。強力なグルーヴと圧倒的な存在感、ベースソロに合わせたスキャットもめちゃくちゃかっこいい!気になる方はYoutubeで検索してみて下さい。現在は八代亜紀さんのバンド参加等活動の幅も広く、大江千里さんとも仲良しだそうで。
  25日金曜日は野毛Junkにて平田フミト(p)トリオ+マリア・エヴァ(vo)。こちらも濃いですねえ(笑)。平田さんとも先日しばらくぶりに共演。教則本を出しているのでラテン専門のピアニストかと思いきや、ジャズ・ロック・ポップスの他、最近はソロ・ピアノでクラシックも弾いているなど、音楽的に恐ろしく懐の深い方です。

  26日土曜日は昼間14時から、赤坂リラキシンにて嶋津健一(p)トリオ。嶋津さんがだいぶ前に「僕はいつ頃からか音楽聴かなくなったんだよねえ」と言っていて、ああ、音楽家として正しいなあと思った記憶があります。そういう姿勢からか、「気持ちを込めて演奏する」事の一番いいお手本がライブで味わえます。

  29日火曜日、渋谷クラシックスで田中信正(p)さんとのデュオ。これは超オススメ!またきっとはしゃいじゃうんだろうな。もう4・5回目となるこのデュオ。真横でいつも、物凄いものを体感しています。
  30日水曜日は早川由紀子(p)quartet。佐藤達哉(ts)さんを先頭に、メンバー皆炸裂しております(笑)。バンドとしてレコーディング・ツアーを経て一体感と自由度が高まり、リピーターのお客様も多いですね。

   ライブは常に、祭りでなければならないと思って毎回臨んでいます。7月もたくさんの祭りをお楽しみ下さい。

2014年7月4日金曜日

橋本学=宮地スグル=千葉広樹「電光石火」

 橋ワタシ学session vol.4でございます。

 タイトルは「電光石火」。

 電光石火…稲妻の光や石を打ったとき出る火の意から、動きが非常に素早いことのたとえ。また、非常に短い時間のたとえ。(goo辞書「四字熟語辞典」さんより)

 本シリーズでは四字熟語のテーマを掲げ、そのテーマにのっとったメンバー構成・選曲にしてきましたが、今回は言葉の響きだけでテーマを選びました。ので、BPM300以上の超速テンポの曲しかやらないとか、ライブ演奏時間が10分で終了とか、そういった事はありませんのでご安心下さい。

 今回は、自らのバンドに橋本を使い続けてくれて10ウン年、自分を育ててくれたと言ってもいいサックス・宮地スグルさんと、サンガツ・rabbitooという音楽シーンに一石を投じる重要なユニットの一翼を担いつつ、先日なんと矢野顕子さんのツアーにも参加してしまったベース・千葉広樹君を引き合わせようという企画です。
 お二人とも独自にクラブ・ミュージックという世界に身を投じつつ、れっきとしたジャズ・ミュージシャンでもあります。自分も含め、三者三様の全く違うクラブ・ジャズ観を突き合せてみようという試みです。

 まだそれ程具体的なアイディアは固まっていませんが、決まっているのは
 ・全員マシン・エフェクターを使う 
 ・踊れるビートの曲しかやらない
 ・実際に踊る人がいる
 ・ジャズである
 この四点です。ゲスト・ダンサーはおなじみ、Wataru君です。  宮地さんの新作CDのPVにも参加しています。私もドラム・ビートボックスのほかに、この曲は僭越ながらアレンジもさせてもらいました。

 

というわけで、8月28日木曜日夜、皆様手帳にメモなさって下さいませ。