2014年3月12日水曜日

「ごはんの出前」と「橋ワタシ学session vol.2 百花繚乱」

 ソロ・パフォーマンスによる東海地方2days、「ごはんの出前」無事終了致しました。ご来場下さった皆様、演奏の場を提供して下さった空色曲玉さん、アジールさんには心から感謝を申し上げます。

 打楽器のみのソロ、「食」に限定したテーマと会場、という縛りは、難しくもあり楽しくもあります。今回は楽器も増量し、普段は行儀が悪いとみなされる「ちゃぶ台ドラム」をお客様に思う存分叩いていただくコーナーも設け、プログラムとしてはまずまずでした。
 また、「食」がテーマでありながらも、既存のドラム・パターンと多少強引に関連付ければよりバラエティ豊かなステージにできる事がわかりました。
 あとはとにかくMCの技術と内容をもっと磨かねば。

 会場である空色曲玉さん、アジールさん共に音環境・雰囲気は素晴らしかったです。ただし告知宣伝をもっとわかりやすく早期にやるべきだったというのが反省点でした。打楽器ソロなんてのは胡散臭くて敬遠されがちですが、ほんとうはとてもわかりやすくて、しかも食に対してより興味を持っていただけるようになるような内容となっている事を今後アピールしていきます。

 食育に関するイベント、お店、関心を持っていらっしゃる方々はまだまだたくさんいらっしゃる事でしょう。今後も「ごはん」を継続し、内容を突き詰めつつ、様々な場所にこの企画を持っていきます。

 さて、次は日にちも迫ってきました「橋ワタシ学session vol.2 百花繚乱」です。

       

 メンバーについて。スイスのモントルー・ジャズフェスティバルのコンペティションのソロ・ピアノ部門でファイナリストにまでなったピアニスト、細川千尋。まだ20代前半です。二度ほど共演しましたが、ダイナミックかつ繊細なピアノ・プレイに良い意味で翻弄されました。オリジナル曲も素晴らしく、なんとも末恐ろしい、今後注目すべきピアニストです。
 ベース織原良次はもう何度同じステージに立ったかわからない程の盟友。一歩引いたシブいベースラインから突如繰り出される爆発的フィルイン。名作曲家かつ名・空間演出家。フレットレスベース専門家という日本で数少ない存在で、この特殊な楽器の持つ柔らかさ・力強さを堪能させてくれます。

 「橋ワタシvol.2」で演奏しようと決めている曲が1曲あります。Joyceの「Aldeia De Ogum」、なぜか昨年末から突然頭の中でヘビーローテーションが始まり、それが今回のメンバー構想にもつながりました。
 関連してブラジルの曲・リズムアレンジを多めに取り入れるプログラムにします。

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 華やかで前向きで踊り出したくなるような、春先にふさわしいステージをお送りします。




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