2014年1月13日月曜日

橋ワタシvol.1 メンバー紹介

 さて今回は、1月26日の「橋ワタシ学session vol.1」のメンバー、その魅力をご紹介します。

 柳 隼一(p)プロフィール

1981年8月14日生まれ。O型。
洗足学園音楽大学音楽学部器楽科ジャズ専攻を卒業。在学中にチックコリアのピアノに出会いジャズピアノに目覚める。
卒業後は都内近郊を中心に、ジャンルを問わず、様々な場所で演奏活動を行なっている。
2012年10月10日には自身初のリーダー作「bubble fish」が発売される。
好きな食べ物はビール、チョコレート。
趣味は散歩。池袋から渋谷まで良く歩いてます。



 演奏している写真がこちらにあるのに(笑)
 宮地スグルさんのバンドで知り合い、何度か共演しているうちに、いつも彼に「乗せられて」楽しく演奏している自分に気づきました。
 宮地さんはメンバーにかなり厳しく細かく指示を出しながらシビアに音楽を作っていくリーダーで、25.6歳からバンドに参加している私も相当育ててもらいました。
柳隼一も同様に様々な指示と叱咤激励を受けていましたが、彼の良い所はへこたれずに食らいつく所。めでたく宮地バンドでレコーディングとツアーにまで同行出来ました。

 ジャズ・即興演奏の魅力の一つに「危うさに満ちた極端なアンサンブル」があります。彼はニコニコしながら誰よりも真っ先にそちらに向かいます。私もそっち側に向かうのが好きなので、ついつい乗せられてしまうんだと思います。
 こういうピアニスト・ドラマーが揃ってしまうと、アンサンブルの土台となるベーシストは別の立ち位置でしっかりとボトムを支えて、常に冷静沈着・マイペースな演奏をする人に参加をお願いするものです。しかし、今回は「あえて」そうしませんでした。

  落合康介プロフィール

昭和62年1月17日神奈川県鎌倉市生まれ、千葉県袖ケ浦市育ち。幼少よりピアノ、高校中退後エレキベースをはじめ、親戚のジャズピアニスト中山静夫の影響で大学からコントラバスをはじめる。ジャズを田辺等、山下弘治、クラシックを高西康夫に師事。様々なアーティストと都内を中心に活動中。


 彼は、宮地バンドでありながら、柳隼一のいないバージョンで一緒に演奏していました。

 登山に於いて、皆が登るオーソドックスな登山道の事を「ノーマルルート」、誰も行かない藪の中や崖をあえて登って頂上を目指すルートの事を「バリエーションルート」といいます。
 落合康介はノーマルルートを行っているはずがいつの間にかバリエーションルートに突入しているという魅力があります。それでいて、「あれ?これがノーマルルートだと思ってました」みたいな面白さがあります。音のアタック感と勢いも他ではあまり体験できないものがあります。

 2人とも、「お前そっちに行くのかよ!?」というツッコミを入れたくなります。

 とにかく極端な2人ですが、もちろん情緒的な一面もあります。彼らと自分が最大限伸び伸びとアンサンブルできるようなシナリオにしようと思います。

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