そして相方は入院先で知り合った人々にこのライブの宣伝をしてくれて、リハビリでお世話になった作業療法士さんはじめ、病院関係だけでなんと4名様も(!)来て下さいました。
2018年8月30日木曜日
蔵ノ音ギバナシ vol.2 後記
そして相方は入院先で知り合った人々にこのライブの宣伝をしてくれて、リハビリでお世話になった作業療法士さんはじめ、病院関係だけでなんと4名様も(!)来て下さいました。
2018年8月5日日曜日
8/14までのスケジュールについてお知らせ
正式にお知らせします。先月の25日に家族が負傷、手術、入院となり、退院見込みの8月半ばまでは自宅からほど近い長野・山梨以外の全て遠征を取りやめさせていただきます。
7月25.26.27日と日帰りで予定通り演奏しに行きましたが、自分にも限界が来て、この決断に至りました(26日はベース中島仁さんに深夜送っていただきました)。
負傷は回復するのみ、負傷箇所以外は元気なのですが、遠征時に自宅の猫多数を全て任せている事もあり(インスタに画像があります)、今回ばかりは家を離れない事にしました。
この時期に合わせて来日される共演の方々、楽しみにして下さっていたお客様、ライブハウス運営の皆様、全ての関係者の皆様にはお詫び申し上げます。各バンドのリーダーの皆様には連絡済みで、直近の日程でドラマーの手配など大変な状況の中、皆様快く了承・ご協力下さいました。普段からお世話になっている皆様と、突然連絡を入れたドラマーの皆様の暖かいお言葉が身にしみ、誇りに思いました。
既に終わってしまったライブもあり、遅れてのご報告申し訳ございません。
また、自分が焦って先に動いた挙句ご迷惑をおかけした方々にもお詫び申し上げます。
橋本ホームページのスケジュールまだ8月はアップしていませんが、各ライブハウスのスケジュールに橋本の名前があっても不在です。ご注意下さい。ピアノトリオがデュオになる事もあります。
今回ご協力いただいた、またこれからご協力下さる一流のドラマー達、柴田亮君、海野俊輔君、小松伸之君、黒田和良さん、橋本現輝君、ジーン・ジャクソンさん、今わかっているだけでありえない程豪華です。本当にありがとうございます。予定をされていた皆様、是非各ライブに足をお運び下さい。
この期間、唯一の参加ライブは8月7日甲府パストリアスでのクリストフ・サンガー(p)加藤真一(b)橋本学です。こちらは自宅からすぐ行けますので。
完全復帰は恐らく8月19日「蔵ノ音ギバナシvol.2」北杜市・町屋亭からになります。
遠征が可能なのも、猫含む家族あっての事、その家族のピンチなので、ご理解いただければ有難いです。
2018年5月22日火曜日
蔵ノ音ギバナシ vol.1
2018年4月10日火曜日
△0=Major Zero??新着動画公開
今年は色々と動きを設けていく中で、今楽しくて仕方ありません。直近のライブ動画を何度も見つつニヤニヤしたり、ロゴマークの読み方を考えてみたり、MC中のやり取りを振り返ってみたり。
僕は十代からジャズに親しみ始めてから、一貫してピアノトリオが好きなのですが、ピアノトリオと言っても色々あります。自分がめちゃめちゃハマったピアノトリオと言えば、
・Chick Corea John Patitucci Dave Weckl
・Keith Jarett Gary Peacock Jack Dejohnette
・Michel Petrucciani Anthony Jackson Steve Gadd
・Steve Kuhn Miroslav Vitous Aldo Romano
・Chick Corea Miroslav Vitous Roy Haynes
・Peter Erskine John Taylor Palle Danielsson
・Joachim Kuhn J-F Jenny Clark Daniel Humair
・Lyle Mays Marc Johnson Jack Dejohnette
・Eliane Elias Marc Johnson Peter Erskine
あと、
・南博 安ヵ川大樹 外山明
なんてのもありました。
しかし、自分のバンドを組む時に別にピアノトリオにこだわった訳ではなく、自分が仲間として迎えたい2人がたまたまピアノとベースだったのかもしれません。この動機は重要で、実は現在も継続中で、良いピアノと良いベースを呼んだのでなく、伊藤志宏と織原良次とでバンドをやりたかったという事です。
とはいえ具体的にトリオの形でスタートした2005年当初は、やはりどこかで自分の好きだった上記のトリオ達を橋本trioに投影してしまっていました。
時を経て2018年、直近のライブ動画を見ながらつくづく思ったのは「こんなサウンドのピアノトリオは古今東西何処にも無い!!」という事です。自分としては聴き慣れたサウンドですが、ふと客観的に様々なピアノトリオと比べると、いつの間にか全く新しい個性が出来上がっていて愕然としました。無類のピアノトリオマニアの僕が言うので間違いありません(笑)。
2005年から一貫しているのは、メンバー2人がリーダーとしてドラマーとしての自分を無条件で受け入れてくれていると感じられる事です。自分の役目は、その安心感をそのまま同じようにバンドの場に提供する事かなと思います。楽しすぎて軽く浮かれつつ。それをバンドの場で共有しつつ、お客様と共有しつつ、無尽蔵のエネルギーを家にお持ち帰りいただければと思います。これが我々「ゼロ」の役目かなあ。もうちょっと整理してわかりやすく説明できるようにしておきますね。
以下、2018年2月1日ライブより「このトリオにうってつけの、眠っていた」志宏オリジナル曲「雪閃(せっせん)」。志宏によるタイトル解説と織原良次のナイスリアクションが動画の頭とお尻にあります(笑)。
2018年3月2日金曜日
H ZETTRIO ピアノトリオスコア2冊のドラム担当しました
そのバンドはというと、かつてのPE'Zのリズムセクションである「H ZETTRIO」です。
あんまりちゃんと聴いたことなかったんですが、とにかくこの音源を聴いてドラムを聴き分けて譜面に起こすと。
じゃあまあとりあえず1曲聴いてみようか。
…まじか、これやるんですか…。
速い・複雑・音数多い。こんなん譜面にできるんやろか。
まあとにかくやりましたわ、こんなんばっかり7曲。それがこちらです。
ピアノトリオスコア(Piano/Double Bass/Drums)H ZETTRIO 『PIANO CRAZE』(ヤマハミュージックメディア)
中身はお見せできないので、自分用の下書きを。
×がシンバルで上から2段目がスネアで下がバスドラです。
もうとにかく6連符と32分音符の嵐で死ぬかと思いました。全部高速です。やむなく一部、スローダウンアプリ使いましたが。
あと何が大変かって、ロックポップス系ドラムとジャズ系ドラムの一番の違いは「ジャズ系ドラムはパターンで動かない」という事です。譜面を作る時に、一つのパターンを聴き取って、あとはそれを繰り返し、というわけにはいかないのです。
とにかく全部聴いて順番に譜面に起こすのです。
自分の耳と集中力と、同じドラマーとして「ここでは何をやろうとしたのか」という想像力を駆使しました。使用セットをYoutubeと画像検索で判定しながら、ドラムのKOUさんのプレイ傾向と対策を分析しましたねー。
そうこうしているうちに、HZETTRIOの音楽に段々感情移入してきて、なぜこのバンドに多くの人が魅了されるのかわかってきました。
完コピ=トランスクライブなわけですから、実はちょっと自分のドラミングにも影響がありました(笑)。
これは自慢なのですが、完全即興ドラムソロもぜーんぶ無理矢理譜面に仕上げまして(始めての譜面仕事でどこまでやっていいのかわからず)、スコアの中のメンバーへのインタビューでその箇所に触れてあり、対するKOUさんの感想が
どうだまいったか(笑)
いやもう気合いと根性と執念です。それは自分でも凄いと思う。
その後なんと2冊目もお仕事いただき、今度は16曲!!
ピアノトリオスコア(Piano/Double Bass/Drums) H ZETTRIO 『Beautiful Flight』(ヤマハミュージックメディア)
この2冊をやってみて思ったのは、自分は聴き取り→譜面起こしが得意だという事でした。やっていて凄く楽しかったです。他のドラマーの頭の中を覗ける(笑)し。あと、自分でも作業スピードがえらく速いなと思いました。1曲譜面起こし→清書までだいたい1日半でした。
正確さ・精度についても、何度かあると言われていた校正作業が結局1回で済んだので、問題なかったようです。
HZETTRIOファンの方はもちろん、大きめの楽器店ならバンドスコアかピアノ楽譜コーナーにおいてありますので、ご覧になってみて下さい。ドラムの譜面は複雑になればなるほどいい感じの幾何学模様っぽくなるので、叩けなくても眺めているだけで楽しいです。
最後に、この仕事を紹介して下さり、本入力・校正や事務処理やMacのメンテのアドバイスまで下さった大学ジャズ研の先輩でベーシスト・平川理雄さんに感謝を申し上げます。ありがとうございました!
2018年1月25日木曜日
2月1日「かつて橋本学trioと呼ばれたアーティスト」live@Z.imagine
さあこの真ん中のロゴマークは何でしょう?
年明けから県内にある「ゼロ磁場」の事が頭から離れなかったんですね。詳しくはこちらのサイトで。少し抜粋すると、
〜2つのエネルギーが向き合うことによって、本来発生するはずのエネルギーが見かけ上、ゼロになっている状態です。
でも、本当にエネルギーはなくなってしまったのでしょうか?
それは、力の同じ二人の力士が、がっぷり四つに組んで動かない状態と同じで、両側から強い力で押しているのに、見かけ上静止しているように見えるだけで、実際には双方からエネルギーが加わっています。〜
おお、うちのトリオは一見静かだけどめっちゃエネルギーに満ちているなー、と思い、そんなイメージからまず以下のロゴマークが浮かんだのです。
でもさすがにこれをバンド名にするわけには、何でもいいから言語化しよう。ゼロ磁場って英語だと「ゼロ・ポイント・フィールド」じゃなかったっけ?→調べる→「ゼロ・ポイント・フィールド」はゼロ磁場ではなく、それどころじゃなかった!!
科学的には、まず量子力学の分野でこちら→零点エネルギー(wiki)の概念が生まれ、科学的な視点で研究がスタートしましたが、現在では精神世界の分野からの検証も進められています。実際に霊感商法をうたったような怪しいサイトもいっぱいありますが、こちらの説明が極めて客観的で簡潔です→ゼロ・ポイント・フィールド「宇宙のあらゆる存在を結びつける媒介」
正直、自分もまだしっかり捉えられていません。平たく言えば「一見ゼロに見える静けさの中にある無限のエネルギー」というわけで、最初に浮かんだトリオのイメージは「ゼロ・ポイント・フィールド」の方が一致する。だからといってそのままバンド名にするにはなあ。
よし、バンド名は読めないロゴマークにして、「元プリンス(the Artist Formerly Known As Prince)」みたいに、「元橋本学trio」にしようか。山本山みたいな語呂ですが。
そんなわけで、もうすぐバンド名が決まりそうです。いや、読めないだけで決まりました。
たぶん新曲2曲くらいは披露できそうです。