2018年11月13日火曜日

蔵ノ音ギバナシ 2018を振り返って スペシャル対談

麺屋:よう、こないだはいい麺日和だったな!

橋本:ご協力ありがとうございました。おまけのミニラーメンのおかげで最高のコンサートになりました。

麺屋:おまけなわけねえだろ!ミニラーメンが¥3000の生演奏無料サービス付きなんだから。

橋本:???まあいいや。ともかく、製麺もスープも音楽も、自分がやりたい事に正直にやり尽くして、あれだけのお客様が来て下さって喜んでいただけたなら、こんなに幸せな事は無いです。それも自宅近所でね。

麺屋:演奏も良かったんじゃねえか?

橋本:今回はカホンを使用せずバス・ドラムを置いてドラム・セットを組んでみました。サウンドが分厚くなったとの感想をもらいました。カホン込みの変態セットで自由度が上がっている気になっていましたが、変態セットに慣れて来たため逆に変態スタイルに縛られるというパラドックスが生じ、歌とギターの音域も干渉しないだろうとの計算からバスドラムを投入、結果、前2回に比べ、より自由な打楽器アプローチと幅広いダイナミクスが出せたと思います。

麺屋:…何かよくわからんな、俺にゃ。

橋本:かんすいを使わないで重曹で麺打ちを試みていくうちに、重曹の配合に加水率が制限されていくようなものです。

麺屋:なるほど!重曹でうまい麺打てるようになっても、かんすいを使った麺には敵わねえ。重曹でしかやってねえとかんすいの配合もわからねえしな。加水率を数字で出す奴なんか素人ってこった!

橋本:…よくわかりませんがそういう事です。たぶん。

麺屋:「蔵ノ音ギバナシ」3回やってみてどうよ?

橋本:ライブを企画する時は、まずメンバーを決めて内容を大体イメージし、会場を探して決めるんです。ライブハウスの場合はその順番ですが、この企画は全く逆でした。
町屋亭の蔵を先に見学させていただき、「この会場で聴きたい音楽は何か?」というのを音響と広さと内装からイメージしたメンバー、それが行川さをり(vo)前原孝紀(g)橋本学(ds,per)でした。
さをりちゃんがもう10年以上、前原さんは20年以上の付き合いなので、絶対的な信頼ができ極めてリラックスできる間柄です。自分のオリジナル曲もいけるという確信がありました。
今年1年通して、2人は選曲やアレンジのアイディアも積極的に提案してくれて本当に助かりました。演奏は言わずもがなで、想定以上の研ぎ澄まされた素晴らしいアンサンブルを提供してくれて、かつ自分が打楽器でやってみたい事が思うままに活かせました。
さらに、音楽ライブは会場の持つ雰囲気にかなり左右されるのですが、会場からサウンドを決めているため、会場にはただ助けられるばかり。もっと言えば、北杜市のあの場所というロケーション、その時々の季節感すら完璧な舞台装置でした。

麺屋:なるほどな、新宿や梅田だったら企画すら立ち上がらなかったんだな。

橋本:都会は都会ならではの企画・メンバーになるでしょうね。そう意味で1年通して高品質な地産音楽が出来て幸せでした。

麺屋:あと、プレイヤーだけじゃなくてみんなで作っていた感があったな。

橋本:正直、僕のプロデュースのみでは実現できなかった事ばかりです。
町屋亭という演奏会場を紹介して下さった、山寺ジャズのオーガナイザーで北杜市ご当地バンド「スインギんメルローズ」のドラマー山崎さん、音響機材を提供して下さった同バンドピアニスト櫻井さんと、ドラマーでさをりちゃんの大学の先輩横川さん。以前より北杜市や長野県で活動されてきた彼ら音楽関係者の方々のご協力無しには実現できませんでした。
さらに町屋亭経営の稲岡雅彦さん、みゆきさんには、「最高のおもてなし」を最優先に何度となく企画会議を共にして下さり、接客アイディアと飲み物と、最終的にはおにぎりとお惣菜も提供していただき、麺オペレーションまでやっていただきました。
そして相方の麻美ちゃんには企画立ち上げから時間設定、メンバーへの連絡、フライヤー制作・告知、当日の受付、あとはとにかく集客面で大変助けてくれました。第2回は直前に骨折→入院となりましたが、病院で何人もの人に宣伝してくれて、結果第2回は最も多くの人に来ていただけましたからね。
本当に最高のチームで、感謝の念はつきません。ありがとうございます。終わってこんなに喪失感があるのは、チームが1度解散してしまう事への寂しさかなと思います。
僕なんかメンバーと曲決めて、リハして製麺しただけですから。

麺屋:何言ってやがんだ、俺が製麺したんだよ!

橋本:ああそうだった、そういう事にしたんでしたね。

麺屋:また来年もやるんだよな?

橋本:やりますね。来年はSeason.2として、ガラッと雰囲気を変えます。あったかい塩ラーメンから汁なし四川風担々麺くらい変わりますね。

麺屋:おっ、俺の出番だな。汁なしならまさしく製麺命だ。製麺機を導入すれば1日500食だって出せるぜ。ちょっと考えてみないかお前さん?

橋本:500食も作ってどうすんのよ?

麺屋:「蔵系ラーメン」とか言ってバーって売り出すのよ。「家系」ってあるだろ?あれみたいに流行るかもしれないぜ。

橋本:製麺機の前にちゃんと店構えて、この町屋亭からとっとと出てってくれオッサン!

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