2017年3月31日金曜日

望んだ事が向こうからやってくる

長野・富士見に来てからお世話になっている人々に教わったのが、「地球とシンクロしてくると願い事が叶う」という事です。「んなわけねーじゃん!自分で動いて努力して結果が出ていくもんでしょ?」と思っていたんですが、そう思っているうちはそんな事は叶わず、淡々とこの土地のものを食べて、季節と自然をダイレクトに受け入れて生活し、自分の事をじっくり見つめて不要なものを捨てていくうちに、「望んでいたものが向こうからやってくる」現象が起こるようになってきました。


論理的に説明するのはナンセンスなので事実のみ記していきます。

①岡谷のドラマーYさんのドラムセットのスネアがめっちゃ良い音がする。「ICD」という知らないメーカーで、聞けば個人の方が作っている国産の物だそうな。昔東京で習っていた超絶ドラマーTPさんから借りているとの事。あーやっぱりスネア欲しいなあ、いいスネアはめっちゃ快適で気持ちいいなーと強く思いました。
さて一週間後、自分は北川とわ”Trussonic”でツアーに出ました。名古屋で、ベース箭島さんにアンプのスピーカーを試奏してもらいたいと、手作りスピーカーを持参された方がいました。「私普段はスネアを作っているんですよ、良かったらこれ今日使って下さい」お名前はイナミさん。スネアのロゴは「Inami Custom Drum」=「ICD
超一級品スネアが向こうからやって来た!!!!
もう腰を抜かしましたね。そしてライブで使ってみても凄まじく一級品でした。
ちなみに松本公演ではYさんがドラムを貸して下さり、ツアー4日中2日もイナミさんのスネアが使えるという信じられないツアーでした。

②佐久に望月慎一郎君という、かっこいいオリジナルもたくさんあり4月にsongxjazzレーベルからリーダーアルバム発売も決まっているピアニストがいる。東京で知り合い、東京でのレコ発は決まって自分も呼んでもらえたものの、長野はあんまりコネクションが無いそうで、しかも1カ所断られたそうで。「地元の優秀なミュージシャンをないがしろにしやがって!わかった、俺がどこかでブッキングする!」と宣言したもののまだ自分で県内ブッキングしたことないなあ。レコ発はベース落合康介だけど、もっちーと中島さんと3人でオール長野ってのもありだな。絶対相性いいだろうし。あとは会場どうすっか?上田か安曇野か松本か諏訪?…と思っていると、「何か企画があれば3月25日土曜日に安曇野で会場が確保できる」という状況が生まれました。日程確認するとメンバーも予定が空いている。
うってつけの会場が向こうからやって来た!!!しかも土曜日。
これが”kiretto”誕生の瞬間です。

③某ピアニストと某サックスプレイヤー、某ベーシストとカルテットを立ち上げたいのです。メンバーには既に話してありますがバーンと発表したいのでまだ伏せておきます。
そのサックスの彼から県内で録音に誘われました。一緒に参加するのが上記の某ピアニスト。彼らは以前から懇意なので自然な事ですが、嬉しいですよね。そして、「橋本君と俺たちとで近いうちに長野でライブやりたいね、という話になりました」という連絡がきました。
まったく、うかうかしていると望んだライブが向こうからやって来る事になりかねません。 

④西山瞳さんの”NHORHM”をいつか長野に招きたいのだけど、自分がもう少し地元に根付いてからだと来年か再来年かなあなんて思っていて、積極的に誘致はまだしていなかったのですが、2017年5月2日安曇野アートカフェ清雅さんで早くも実現してしまいましてびっくり。二人がこちらに来てくれる事にただ感謝しかありません。

⑤どうしてもツアーが多くPCの代わりにiPhoneをフル活用して全ての作業をしていましたが、それでも不可能な事があり、ノートPC欲しいなあと一年くらい買えるタイミングを待っていたら、なんと先日ほぼ未使用のMacBook Airをもらった。田舎では物の貸し借りが比較的多かったり、野菜とかバンバンもらったりしますが、まさかMacBookもらえるとは田舎凄すぎます。なわけでそれを使ってこちらの記事を書いています。

⑥一昨日川崎で某レコーディング。入り時間から逆算して長野〜新宿バスチケット取ろうとしたら、ちょうど良い時間のバスが満席。自分としても気合いの入るレコーディングのため遅刻するわけにはいかぬ。朝早いですが家族の協力を得て一本早いのに乗りました。
すると高井戸〜新宿大渋滞で30分遅延の上、田園都市線が人身事故でダイヤ大幅乱れ。川崎市の現場到着は10分遅刻でしたが最小限に食い止められました。最初に予約予定のバスが満席じゃなかったらどれだけ遅刻した事か?この場合は望んでいた事ではなかったですが、ほぼ理想の時間のバスチケットが向こうからやってきた、と言えます。

さて、これからどんなものが向こうからやって来るのか楽しみで仕方ありません。自分はただ「望みは何なのか」という自分の心の声に耳を傾けるだけです。

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