2016年2月2日火曜日

2015年ドラム・セッティング改革のあゆみ

 2015年はドラムセットの解体再構築が順調に進みまして、まずライドの位置を真正面にしました。それに伴いハイ・タムを右にずらしました。以下は田中信正トリオ「作戦失敗」レコーディング時。


 これにより、シンバルレガート時の右腕が外に突っ張る感じがなくなり、呼吸が楽になり、場合によっては左手でレガート・カップが叩けるようになりました。
何より、既存の使い古されたドラム・フレーズがまともに叩けなくなり、脳と神経がエラーを起こす事を大変楽しめました。

 こちらはその2ヶ月後くらい、横濱エアジンにて。左のクラッシュシンバルが立ってきましたね。
 

 この狙いは「裏拳」です。画像の手首は逆ですが、力の投げ出し方は裏拳と同じです。


 見た目と音にインパクトを持たせたかったからです。

 さらに進んでバラバラ事件。バスドラ床置き、ハイハットは踏めない位置に。行川さをりorbiontにおけるセッティング。

この日はものすごく楽しかった。メンバーも良かったです。もうドラムの機能はほぼありません。

 最後に年末の橋本学trio。ついに木琴がメインテーブルに乗りました。

音程があるかないかの境目をウロウロするのがとても新鮮で楽しかったです。

 以上2015年のセッティング改革の歴史でした。ドラムセットなんてたかだか100年ちょっとの歴史、セッティングはまだまだ自由でいいんじゃない?と思って始めたセッティング改革。2016年もこのまま突き進んで一発目はsoloです。

 チラシのデザインの意味は

ねずみ講のように皆さんが次々にお友達に声をかけてライブにお越しいただければ、私は大観衆の前で独演できて嬉しい”

です。

ウソです。

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