NTF = 野沢トレイルフェス に参加して参りました。
出場したのはロングの部・28kmのコースです。野沢スキー場のゲレンデと近隣の山を28km走るというもの。
相方の会社の同僚で数々のトレイルランニング・レースに出場経験のあるWさんからのお誘いに相方共々乗っからせて頂きました。
レース2週間前と1週間前にそれぞれ、勝手知ったる千葉県鋸山へランニングの練習に行きましたが、私は2度ともトレーニング中に右膝が痛くなるという症状が現れました。
ネットで調べると、典型的なランナー膝というもので、原因は筋力不足とランニングフォームの歪みによるものだそうな。
慌てて筋トレしても付け焼き刃なのはわかっていましたが、とりあえずやれる事はやり、テーピング等予防もして本番を迎えました。
受付で同じ28kmの部門で走るWさんと、お友達のマウンテンバイカーで長野在住のNさんと合流。スタートはスキー場ゴンドラで向かった「やまびこ駅」から。天候は曇り、日照が無く涼しい、走りやすい気温です。
さてスタートからは13kmほぼ下り。本来なら手放しで大会の雰囲気を楽しめるはずのスタート直後、500mも行かないうちに、やはり右膝に違和感を覚えます。痛みはありませんが、何か軋むような重たい感じ。あまりに早い異変と、あと27・5kmどうすんのよという現実に一旦目をつぶり、とりあえず前へ進みます。
開けたゲレンデを下り、途中登りを挟んだ林間コースを抜けて再びゲレンデへ。この辺りから急降下ゾーンに入ります。
膝の嫌な感じとは裏腹に目の前に現れたのは絶景!写真が無くて申し訳ありませんが、急斜面を雲海に向かって突入して行くかの如く進みます。この辺りは湿った粘土質のルートなので気をつけながら、時にはしゃがんで滑り降ります。
それにしても野沢の、いや、長野県の山のスケールの大きさに圧倒されます。絶景とスケール感、自然の空気感を味わえるのがトレランの醍醐味です。
コースが複雑なのでポイントでスタッフの方が誘導しつつ声援を送って下さいますが、白鳥のかぶり物をしたお兄さんのいるポイントで前半終了。うーん、騙し騙ししてきた足はじわじわと痛みを増してきたぞ。あと15kmほど騙し続けねばなりませんが、この先には標高500mの急登登山が控えております。続きは後半へ!
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